刺青・TATTOO施術時の痛み

刺青・TATTOOを彫る時は、痛みに耐え切れるかというのが不安要素の一つとなると思います。

NISSEI TATTOOでは極力痛みを最小限に抑えるため、マシンの設定や技術の研究により迅速・痛みの軽減に努めています。

当記事では、一般的に言われている痛みの印象や対策など、痛みに関するご質問にお答え致します。

※文中の画像は全て初代日盛の作品です。

刺青を入れる時は痛いですか?

全く痛くないというお客様もいらっしゃいますが、痛みの程度は個人差があります。割合的に言うと痛いという方のほうが多いです。

当スタジオの施術により痛みが原因で施術途中にキャンセルされた方はいないので、刺青を施術できる年齢である18才以上の大人であれば十分痛みに耐えられると思います。

刺青を彫るのって、どんな痛みですか?

スジ彫りの状態

痛みの種類としては、スジ彫り(基本的には一番初めに施術するラインを引く工程)がカッターの裏側で切るような痛み、ボカシ・ツブシ(影を付けたり、色を入れたりする工程)が毛先がハリガネのブラシでこすられるような痛みでしょうか。

なんだか思わず閉口してしまいそうな例えばかりで申し訳ありませんが、もし既に彫る覚悟が出来ている方は当記事を読んで十分ビビってからいらしてください。

そうすると、きっと「そうでもなかったなぁ」と思えるはずです。

基本はスジ彫り>ボカシ・ツブシの順に施術になるかと思いますが、痛みの割合としては全体10割として、スジ彫り7割・ツブシ2割・ボカシ1割というイメージだと思います。

そのため、必然的にスジ彫りをクリアすれば後の工程は十分耐え得ると思います。

また、施術を重ねれば重ねるほど、痛みには慣れてきやすいので、ボカシやツブシの段階では施術中に寝ているお客様も多々いらっしゃるくらいです。

また、デザインによってはスジ彫りの工程を行わないデザインもありますので、その場合はかなり楽になると思います。

詳しくは打ち合わせ時にでも直接ご相談ください。

麻酔を使ってほしいんですが…

当スタジオでは、麻酔全般の施術時の使用をお断りしております。

おそらく皮膚表面に塗布するタイプの麻酔クリームについてだと思います。

もちろん個人差はありますが、薬用効果と施術内容を照らし合わせると、残念ながら効果は薄いです。

では吸入麻酔等で施術中は全身麻酔を使って欲しい、と言われてもやはりそれは出来ません。

人間への麻酔の使用は現在日本国内の法律で厳格に定められており、適正な免許を所持する者でなければ使用は出来ません。

また、免許を所持している人間でも体格・血液量等から適正な麻酔量の算出判断は非常に難しく、お客様の安全・健康・後遺症の可能性等を配慮し、当スタジオでは麻酔等の使用は致しません。

痛みに耐えられる自信が無いのですが…

素っ気無い回答かもしれませんが、痛みに対する覚悟が出来ていないのであれば刺青の施術はオススメしません。

前述のように統計学的には十分痛みに耐え得ることが可能だと思いますので、一度覚悟を決めてきてください。

一度だけ覚悟をしてきて施術日に臨んで頂ければ、当スタジオではマシンの適正な設定から休憩時間の策定等、痛みの緩和に繋がることは全力で取り組んで参ります。

また気分が悪くなったり、痛みが我慢できなくなった場合、何か不安なことがある時は、施術中でも適宜ご相談に乗りますので、お気軽にお申し付けください。

何か痛みがやわらぐ方法はありますか?

彫師の常套句になりますが、施術日当日・前日は飲酒を控え、十分な睡眠と栄養を摂ってください。

これが何よりの痛みの軽減に繋がります。

刺青の施術は寝ているだけにも関わらず、大量にスタミナを消耗します。これは施術によって負傷した肌を治癒させるため、体中のビタミン系・アミノ酸等の栄養素が大量に消費されるためです。

また、個人差はありますが、リラックス時と緊張している状態では緊張時の方が痛みに集中してしまいがちです。

気になることは何でもご質問ください。担当彫師が必ず丁寧にお応え致しますので、安心して施術に臨む環境を作ってください。

彫る場所によって痛みの違いはありますか?

脇周り、腕の内側は比較的痛覚が敏感です

あります。これも個人差はありますが、一般的に脇の下や太モモの内側などの通常衣服などに擦れない敏感な部分、鎖骨の上や肘の付近等骨に響いたり、皮膚の下で比較的浅いところに神経が通っている部分、手の甲・足の甲など毛細血管が集中している部分等が痛いと言われる方が多いです。

他には、背中でしょうか。やはり広範囲の施術となることが多いので、背中のスジ彫りが終わったお客様はもはやどこでも彫れるでしょう。

あと、背中を完成させた方は周りに自慢していいと思います。

逆に痛くないところは、腕・肩甲骨辺り、ふくらはぎ・太モモなどでしょうか。前述の際どい場所に比べれば、比較的楽ではないかと思います。

最後に

という訳で色々と痛みに関して、個人差があることなので、一般的な内容としてご紹介してきました。

やはり一番の痛み対策は、十分な睡眠と栄養、飲酒を控えていただく所です。あと、気合ですかね。

前述致しましたが、しっかり覚悟してきて頂ければ、こちらではできる限りのサポートをしますので、安心してお任せください。

手前味噌となり恐縮ですが当スタジオでは日々技術を研鑽し、極力無駄を省いた迅速な施術を心がけております。

ご不安な点はご相談に乗りますので、是非お問い合わせください。


初代日盛一門

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