刺青・タトゥーの術後アフターケアと、かゆみを抑える薬品

刺青を綺麗に仕上げるには、お客様にご協力頂くことも多々ございます。

こちらの記事では、ご協力頂きたい基本的な施術後のアフターケアについてご説明します。

施術完了から作品を綺麗に、かつ迅速に治癒させる為にご自身で出来るアフターケア・注意事項について詳しくご確認ください。

刺青・タトゥー施術直後のアフターケア

刺青・タトゥーの施術が終わると、担当彫師から薬を塗布され、施術部にラップを張ります。

これは施術箇所を清潔に保ち、ある程度の治癒まで保湿する目的があります。ラップは2~3時間ほどを目安にはがしてしまって構いません。

その後、シャワーなど流水で流しても構いませんが、こすらない様にご注意ください。

施術箇所はこすったり叩いたりすると、色トビ(彫った箇所の色が抜けること)してしまう原因となります。

刺青・タトゥー施術の隠れた強敵、術後のかゆみ

施術後1週間程度に悩まされるのが、かゆみとの戦いです。

施術箇所が痛いのは施術中だけです。個人差や施術内容にもよりますが、直後若干ヒリヒリする感覚があり、すぐに治まってカサブタになるのが一般的です。

このカサブタになっている段階が非常にかゆみを伴いますが、自然にはがれるまで触ったりはがしたりしてはいけません。色トビしてしまいます。

しかし、日中せっかくかゆみを我慢しても就寝中などに無意識のうちに引っ掻いてしまいがちです。

そうなることを防ぐため、出来れば爪を深爪気味に切って頂くことをお勧めします。

女性の方などはそれも難しいかもしれませんので、下記薬品をお試し頂ければと思います。

かゆみを抑える事に非常に効果があり、傷口が綺麗に治り易いので、男性女性問わずお勧めです。

傷の治りを最も迅速に綺麗に治す薬とは


刺青・タトゥーの施術後には、軟膏タイプの痔の薬が最も効果があります。

有名なものでは『ボラギノール』、ツルハドラッグ等自社製品のまったく同じ成分のもので比較的安価な『ラナンキュラス』という製品もあります。

お値段はおよそ1,000円~1,800円程度です。

それぞれ痔の薬は注入軟膏・坐剤・軟膏と種類がありますが、軟膏タイプのものが最も適当でしょう。

どういう成分が入っていますか?

痔の薬には成分として局所麻酔の成分であるリドカイン、炎症を抑えるための成分であるプレドニゾロン酢酸エステルが含まれています。

この二つの要素が出血・腫れ・痛み・かゆみを麻痺させて抑えます。

更にはアラントインという成分が細胞の再生を助け、皮膚の修復を促進させます。

難しいことをツラツラ書きましたが笑、痔の薬というのはデリケートでかつ不潔になり易い部分の傷口を迅速に治すための薬です。

要は抗菌力が強く、かゆみや出血を抑えて、治癒力を増加させてくれるという働きが大きいということです。

タトゥースタジオで販売してもらえませんか?

申し訳ありませんが、こちらの薬品は当タトゥースタジオでは販売しておりません。ドラッグストア等でご購入頂くよう、お願いします。

こちらの商品は第2類医薬品という分別で、薬剤師が不在の店舗での販売は法律で禁じられています(平成25年10月現在)。

施術が夜中になりそうな場合は、ドラッグストアが閉店してしまう可能性があるので、是非ドラッグストアへ立ち寄ってから当スタジオへご来店ください。


初代日盛一門

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