MRI検査での事故、肝疾患等のタトゥーインクのリスク対策

病院で体内や脳内の異状を検査する為に体を輪切状にレントゲン撮影するMRI検査。
交通事故やケガで使用された方もいらっしゃるかもしれません。

このMRI検査、刺青が入っている場合には変色や火傷の可能性があることを告げられる場合があります。

また、MRIとは別の話ですが、刺青を入れると腎臓・肝臓を悪くすると言われることもあります。

当スタジオで施術された方についてはその心配はありませんが、こちらの記事ではなぜそういった事を言われるのかを解説します。

火傷や変色の原因はタトゥーインク

刺青の施術は、針にタトゥーインクをつけて肌に刺し皮膚組織下に定着させていきます。
このタトゥーインクが、商品によっては、インク内に磁性体と呼ばれる元素が構成要素として配合されている場合があります。

MRIという検査は、強力な磁気を使って人体の内部を撮影するものです。
前述の磁性体が配合されているタトゥーインクでの施術が行われていた場合、その皮膚組織下のタトゥーインク内磁性体は、MRI機器の強力な磁力に科学反応し、火傷や変色の原因となる場合があります。

良く間違われるのはレントゲン等のX線照射ですが、これは放射線照射であり、磁力が極端に高いものでは無いので、磁性体は反応しません。

磁性体以外の有害物質

磁性体の他にもタトゥーインク内には有害物質が含まれている場合があります。
鉛などの重金属類がこれに該当します。

これらの重金属要素は血液内を循環し、最終的に腎臓又は肝臓へ到達します。
腎臓や肝臓はこれらの異物質を分解することが難しく、慢性的に蓄積し、消化・吸収機能に障害をきたすケースもあります。

当スタジオでの対策

当スタジオではそういった事故や慢性疾患等を避けるため、磁性体又は重金属類の配合されていないインクを仕入れています。

販売元への成分表の提示要求と確認、専門機関への検査等を経て磁性体又は重金属類が配合されていないことを確定させてから初めて人体へ使用します。
お客様の体へずっと残るものなので、安心できるものを選んでいます。


初代日盛一門

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